日本のお雑煮と韓国のトック

2025/01/09
by 越田 健太

お正月を彩るもち料理

お正月といえば、日本では「お雑煮」、韓国では「トック」が欠かせません。
どちらも「もち」を使った温かいスープ料理で、家族と一緒に新年を迎えるのにぴったりの一品です。でも、国が違えば作り方も味わいもぜんぜん違うんです!
この記事では、お雑煮とトック、それぞれの魅力や違いをご紹介します。

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日本のお雑煮:地域ごとに違う「うちの味」
そもそもお雑煮ってどんな料理?

日本のお雑煮は、その家や地域ごとに味付けや具材が違うのが面白いところです。
「うちの雑煮が一番!」と思う人も多いかも?基本的には、お正月に家族の健康や豊作を祈って食べる伝統料理です。

  • 関東風:すまし汁に焼いた角もちを入れるのが定番。鶏肉、ほうれん草、かまぼこをトッピング してさっぱりとした味わい。

  • 関西風:白味噌仕立てで丸もちを煮るのが特徴。甘みのある優しい味で、ほっこり温まります。

  • 北陸や東北:貝や鮭など地元の特産品を使ったバリエーションも。味噌仕立てや醤油ベースなど、地域性が出ます。

作り方(関東風の例)

  1. 鶏肉や野菜(大根やにんじんなど)を煮込んでだしを取る。
  2. 焼いた角もちを器に入れ、具材と一緒にすまし汁を注ぐ。
  3. 柚子の皮や三つ葉を添えて香りをプラス。これで完成!

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韓国のトック:新年に食べる「特別なもちスープ」
トックってどんな料理?

韓国のお正月に欠かせない「トック」。薄くスライスした餅(トック)を使ったスープ料理です。
トックを食べると新しい年齢を迎えたとみなされるそうで、「トックを食べずに年を取ったらどうするの?」なんて言われることもあるんだとか!

ベースは牛骨スープや牛肉だしで、旨味たっぷり。
トッピングに卵焼きや韓国海苔をのせると、彩りも華やかになります。

作り方

  1. 牛骨や牛肉でだしを取り、塩や醤油で味付け。
  2. スライスしたトックを加えて柔らかくなるまで煮る。
  3. 盛り付けたら、卵焼き、海苔、ごまをトッピングして完成!

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お雑煮とトックの違いを比べてみました!

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どっちもおいしい!試してみたい両国の味

どちらも家族が集まるお正月にぴったりの料理ですが、それぞれ違った良さがあります。
日本のお雑煮は、地域ごとの味の違いを楽しむのがおすすめ。
一方、韓国のトックはシンプルながら深い味わいが魅力的です。
もし「今年はちょっと変わったお正月料理を!」と思ったら、トックを作ってみるのも面白いかもしれません!お互いの文化を感じながら、家族と一緒に温かいスープを楽しみましょう。

まとめ

日本のお雑煮と韓国のトック、それぞれが持つ伝統やストーリーには心が温まる魅力がいっぱいです。お正月にぴったりのもち料理を味わいながら、新しい一年の始まりを家族と一緒に迎えてみてくださいね。

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